シャープの加湿空気清浄機「KI-WX70」と「KI-UX70」。見た目や型番が似ているため、「新型は何が変わったの?」「安い型落ちでも大丈夫?」と迷いますよね。
結論からいうと、購入価格に大きな差があるなら型落ちのKI-UX70、ペットに配慮した電源コードを重視するなら新型のKI-WX70がおすすめです。
メーカーの新旧比較Q&Aが主な違いとして挙げているのは、KI-WX70に苦味成分入りの「ペット対応電源コード」が採用されたこと。最大加湿量や風量など、主要な仕様の数値は共通しています。
この記事では、実際の変更点とカタログ上の表記の違いを整理し、それぞれどんな人に向いているのかを解説します。
KI-WX70とKI-UX70の違いを比較表でチェック
| 比較項目 | KI-WX70(新型) | KI-UX70(型落ち) |
|---|---|---|
| メーカーの年度区分 | 2026年度モデル | 2025年度モデル |
| ペット対応電源コード | 苦味成分を配合 | 新型で追加された仕様 |
| 集じんフィルターの名称 | nanoHDフィルター | 静電HEPAフィルター |
| 空気清浄の適用床面積 | ~21畳〈2026年規格〉/~31畳〈2015年規格〉 | ~31畳〈従来規格〉 |
| プラズマクラスター | NEXT | NEXT |
| 最大加湿量 | 750mL/h | 750mL/h |
| タンク容量 | 約3.2L | 約3.2L |
| サイズ(幅×奥行×高さ) | 395×265×650mm | 395×265×650mm |
| 重さ | 約12kg | 約12kg |
| 販売価格 | 販売店・購入時期による | 販売店・購入時期による |
空気清浄の畳数は、同じ規格の数値を比べるのがポイントです。表記だけを見て「型落ちの方が広い部屋に使える」と判断しないようにしましょう。
KI-WX70とKI-UX70の違いを詳しく解説
新型はペット対応電源コードを採用
KI-WX70には、ペットのいたずら対策として苦味成分を配合した電源コードが採用されています。メーカーの比較Q&Aでも、この点が主な変更として案内されています。
犬や猫と暮らしていて、コードへのいたずらが気になる家庭なら、検討する価値がある違いです。ただし、噛みつきや断線を必ず防げるという意味ではありません。コードの配置にも配慮して使いましょう。
一方、ペットを飼っていない場合、この変更点の優先度は低くなります。購入費用とのバランスで選びやすいでしょう。
フィルターは名称と性能の説明が異なる
集じんフィルターの表記は、新型が「nanoHDフィルター」、型落ちが「静電HEPAフィルター」です。
新型の公式ページでは、0.003μmの微小な粒子を99.9%以上捕集するフィルターとして紹介されています。ただし、これはフィルターの性能であり、部屋全体の粒子を同じ割合で除去するという意味ではありません。
**名称や説明の違いだけでは、「新型の集じん性能が旧型より大幅に向上した」とは判断できません。**メーカーの新旧比較Q&Aも、フィルターの性能向上を主な変更点としては挙げていません。
新旧どちらのフィルターも交換目安は約10年ですが、使用環境によって早めの交換が必要になる場合があります。
「21畳」と「31畳」の違いは試験規格に注意
KI-WX70には空気清浄の適用床面積が「~21畳」、KI-UX70には「~31畳」と記載されています。
しかし、新型の仕様表を確認すると、2026年版の規格では21畳、2015年版の規格では31畳と併記されています。従来規格の数値をそろえれば、どちらも31畳です。
この畳数表示の違いを、そのまま空気清浄能力の優劣として扱うことはできません。新型を選ぶと対応できる広さが単純に10畳分減る、という読み方は避けましょう。
また、空気清浄の適用床面積と、加湿できる広さは別の指標です。加湿目的なら、次の共通仕様も確認しておきましょう。
価格差は購入するショップで比較する
購入時に大きな判断材料になるのが、本体価格です。
主要な仕様が共通しているため、ペット対応電源コードを必要としない方なら、KI-UX70を安く買えるかどうかが選び方の軸になります。
価格を比べるときは、同じ新品・保証条件で、本体価格と送料を確認しましょう。楽天などのポイント還元やクーポンも、実際に利用できる条件かどうかを見ておくと安心です。
たとえば差額が数万円ある場合、その追加費用に見合うほど新型の変更点が必要かを考えると判断しやすくなります。これは選び方の例であり、現在の価格差を示すものではありません。
型落ちでも、在庫や販売店によって必ず安いとは限りません。購入直前に両方の価格を確認してください。
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KI-WX70とKI-UX70の共通点
加湿量と加湿できる広さは同じ
最大加湿量は両機種とも750mL/h。加湿適用床面積の目安も、プレハブ洋室21畳、木造和室12.5畳で共通しています。
冬の乾燥対策が目的なら、新型だけがたくさん加湿できるわけではありません。使用する部屋の広さや住宅の構造に合うかを基準に選べます。
運転音・消費電力の公表値も共通
空気清浄運転の「強/中/静音」における運転音は、両機種とも51/45/20dB。消費電力も69/32/6.4Wで共通です。
静音運転の20dBは、強運転時の音とは別です。寝室で使う方は、いつも同じ静かさで運転するわけではないことを押さえておきましょう。
スマホ連携やキャスターも両方に搭載
両機種ともCOCORO AIRに対応し、スマートフォンとの連携が可能です。利用には対応する通信環境などが必要です。
ストッパー付きキャスターも共通しているため、掃除の際に移動させたい方にも便利です。これらを新型だけの機能と考える必要はありません。
KI-WX70とKI-UX70はどっちがおすすめ?
KI-WX70がおすすめな人
- 犬や猫と暮らし、苦味成分入りの電源コードを選びたい人
- 新旧の価格差が小さければ、新型を購入したい人
- 新型の販売店で、価格と保証の条件に納得できる人
KI-WX70を選ぶ決め手は、ペットへの配慮をどのくらい重視するかです。新しい型番だからという理由だけでなく、追加費用と自分に必要な仕様を照らし合わせて選びましょう。
【ペット対応電源コード採用のKI-WX70-Wをチェック】
KI-UX70がおすすめな人
- 本体の購入費用を抑えたい人
- 共通の加湿量や風量で用途に合っている人
- ペット対応電源コードの優先度が低い人
KI-UX70を新型より十分安く購入できるなら、費用を抑えたい方の有力候補です。差額をほかの家電や将来の消耗品代に回したい方にも向いています。
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KI-WX70とKI-UX70のよくある質問
フィルターは約10年間お手入れ不要ですか?
いいえ。「交換目安が約10年」と「お手入れ不要」は別です。ホコリの掃除や、加湿を使う際のタンク・トレーなどのお手入れは、各機種の取扱説明書に従って行いましょう。
新型では、背面のホコリをパネルを付けたまま掃除機で吸い取る方法も紹介されています。
型番末尾の「-W」は何ですか?
ホワイト系のカラーを表します。販売店ではKI-WX70-W、KI-UX70-Wという型番で掲載されることがあります。
口コミでは何を確認すればよいですか?
口コミを読む際は、使用している部屋の広さ、運転モード、加湿の使用有無に注目すると、自宅での使い方と比較しやすくなります。
特に「音が気になる」という感想は、強運転と静音運転で受け止め方が変わります。商品名だけでなく、投稿がどちらの型番についてのものかも確認しましょう。
本記事では購入者レビューの実例を集計していないため、「静かという口コミが多い」などの評価傾向は示していません。
まとめ:価格差とペット対応電源コードの必要性で選ぼう
KI-WX70とKI-UX70は、加湿量・風量・サイズなどの主要な仕様が共通しています。メーカーが主な変更点として案内しているのは、新型のペット対応電源コードです。
フィルターの名称や適用床面積の表記にも違いはありますが、表記だけで大きな性能差があると判断しないことが大切です。
価格差が大きく、購入費用を抑えたいならKI-UX70。苦味成分入りの電源コードを重視するならKI-WX70。
両方の価格と保証条件を確認して、ご家庭に合う1台を選んでみてください。
