三菱電機の冷蔵庫「MR-CX37N」と「MR-CX37M」。型番がよく似ているため、「どこが変わったの?」「型落ちを買っても困らない?」と迷っていませんか。
どちらも幅60cm・容量365Lの冷蔵庫で、肉や魚の保存に便利な「氷点下ストッカーD A.I.」を搭載しています。
主な違いは、うるおいキープ野菜室の有無、年間消費電力量、本体カラーです。新型MR-CX37Nには、野菜室の乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」が加わりました。
選び方の目安は、野菜の保存機能や新しいカラーを重視するならMR-CX37N、共通の機能で十分と感じて購入費用を抑えたいなら、価格を確認したうえでMR-CX37Mです。
この記事では、MR-CX37NとMR-CX37Mの違いを比較表で整理し、共通の機能やそれぞれにおすすめの人まで詳しく解説します。価格差と使い方を照らし合わせて、自分に合った1台を選んでください。
MR-CX37NとMR-CX37Mの違いを比較【比較表】
MR-CX37NとMR-CX37Mの主な違いは、野菜室の機能・省エネ性能・本体カラーです。
まずは、違いと共通点を一覧表で確認しましょう。
| 比較項目 | 新型 MR-CX37N | 型落ち MR-CX37M |
|---|---|---|
| うるおいキープ野菜室 | 搭載 | 搭載記載なし |
| 年間消費電力量 | 332kWh/年 | 335kWh/年 |
| 省エネ基準達成率(2021年度) | 105% | 104% |
| 本体カラー | マットサンドブラック・ホワイト | マットアンバーグレー・マットリネンホワイト |
| 定格内容積 | 365L | 365L |
| 本体寸法(幅×奥行×高さ) | 600×656×1,820mm | 600×656×1,820mm |
| 氷点下ストッカーD A.I. | 搭載 | 搭載 |
| ワイドチルド | 搭載 | 搭載 |
| 自動製氷 | 搭載 | 搭載 |
| 急速冷凍 | 搭載 | 搭載 |
| 野菜室の位置 | 真ん中 | 真ん中 |
| 運転音 | 約17dB | 約17dB |
| 左開きタイプ | あり | あり |
※運転音は、メーカー所定の試験条件(周囲温度20℃・安定運転時)による数値です。設置には、本体寸法に加えて放熱スペースや扉の開閉スペースが必要です。
機能面で注目したいのは、新型MR-CX37Nの「うるおいキープ野菜室」です。 間接冷却によって野菜室の乾燥を抑え、野菜の鮮度を長持ちさせます。野菜をまとめ買いする方には、選ぶ際のポイントになるでしょう。
一方、肉や魚の保存に便利な「氷点下ストッカーD A.I.」や、自動製氷、急速冷凍は型落ちMR-CX37Mにも搭載されています。容量と本体サイズも変わりません。
また、新型の年間消費電力量は少なくなっていますが、差は年間3kWhです。仮に電気料金単価を31円/kWhとして計算すると、電気代の差は年間約93円にとどまります。
そのため、購入時は省エネ性能だけで判断せず、うるおいキープ野菜室や好みのカラーに、どれくらいの価格差まで払えるかを考えると選びやすくなります。
MR-CX37NとMR-CX37Mの違いを詳しく解説
ここからは、野菜室の機能・省エネ性能・本体カラーの違いが、日々の使い方や選び方にどう関わるかを解説します。
違い①:新型MR-CX37Nは「うるおいキープ野菜室」を搭載
新型MR-CX37Nには、野菜室の乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」が搭載されています。
直接冷気を吹き付けない間接冷却によって、野菜の鮮度を長持ちさせる仕組みです。型落ちMR-CX37Mの公式仕様には、この機能の搭載記載はありません。
野菜をまとめ買いする方や、使い切るまで数日かかる方は、新型の野菜室に注目するとよいでしょう。
ただし、両モデルで保存日数が何日変わるかは、今回確認した公式仕様では示されていません。「新型なら必ず何日長持ちする」とは判断できない点に注意してください。
なお、野菜室が真ん中にあることや、トマト・果物などの収納に使える「野菜小物ケース」は共通です。取り出しやすい配置を重視するなら、どちらも候補になります。
違い②:省エネ性能は新型がわずかに向上
年間消費電力量は、MR-CX37Nが332kWh、MR-CX37Mが335kWhです。
電気料金単価を31円/kWhと仮定すると、年間の電気代は次のように計算できます。
| 比較項目 | 新型 MR-CX37N | 型落ち MR-CX37M |
|---|---|---|
| 年間消費電力量 | 332kWh | 335kWh |
| 年間電気代の試算 | 10,292円 | 10,385円 |
| 年間の差額 | 新型が93円安い | ― |
※年間消費電力量に31円/kWhを掛けた試算です。実際の電気代は契約内容や設置環境、使用状況などによって異なります。
同じ条件で10年間使った場合でも、差額は計算上930円です。
新型のほうが省エネですが、電気代の節約だけで大きな本体価格差を取り戻すのは難しいと考えてよいでしょう。価格を重視する場合は、購入時の差額とあわせて判断することが大切です。
違い③:本体カラーが変更されている
両モデルとも2色展開ですが、選べるカラーが異なります。
| 新型 MR-CX37N | 型落ち MR-CX37M |
|---|---|
| マットサンドブラック(B) | マットアンバーグレー(H) |
| ホワイト(W) | マットリネンホワイト(W) |
新型にはマットサンドブラックが用意されているため、黒系の家電でキッチンをそろえたい方には有力な候補です。一方、マットアンバーグレーを選びたい場合は、型落ちMR-CX37Mが候補になります。
白系も、新旧でカラー名称が異なります。 どちらも末尾は「W」ですが、同じ色・質感だと思い込まず、購入前に商品画像や店頭展示で確認しておきましょう。
冷蔵庫は面積が大きく、キッチンの印象に関わる家電です。機能だけでなく、周囲の家具や家電に合う色かどうかも比較してみてください。
MR-CX37NとMR-CX37Mの価格を比較|新型に追加で払う価値はある?
機能の違いを確認したところで、次に気になるのが購入価格です。
2026年9月11日に確認した価格.comの掲載最安価格では、次のような差がありました。
| 比較項目 | 新型 MR-CX37N | 型落ち MR-CX37M |
|---|---|---|
| 掲載最安価格(税込) | 190,000円 | 109,000円 |
| 価格差 | 型落ちより81,000円高い | 新型より81,000円安い |
※掲載価格は確認時点の参考情報です。カラー・在庫・支払い方法・配送地域などによって変わります。また、配送・設置・保証などの条件を統一した比較ではありません。
約8万円の価格差があるなら、価格重視では型落ちが有力
この価格差を前提にすると、購入費用を重視する方には、型落ちMR-CX37Mをおすすめします。
MR-CX37Mにも、氷点下ストッカーD A.I.やワイドチルド、自動製氷、急速冷凍が搭載されています。新型を選ばなくても、これらの便利な機能は使えます。
新型のうるおいキープ野菜室は魅力ですが、約8万円の追加費用を払うかどうかは慎重に考えたいところです。年間の電気代差も先ほどの試算では約93円なので、省エネ性能だけを理由に新型を選ぶメリットは小さいでしょう。
新型は野菜室やカラーへのこだわりと価格差で判断
一方、野菜の乾燥を抑える機能を重視する方や、マットサンドブラックを選びたい方には、新型MR-CX37Nが候補になります。
今後、販売価格が変わって新旧の差額が小さくなれば、選び方も変わります。購入する時点の価格で、野菜室の機能と好みの色に追加料金を払いたいかを判断しましょう。
配送・設置・保証を含めた総額で比べよう
冷蔵庫は、本体価格だけで購入先を決めず、次の条件も確認しておきましょう。
- 自宅までの配送料と設置料金
- 階段搬入などにかかる追加料金
- 買い替え前の冷蔵庫の引き取り費用
- 長期保証の期間と対象範囲
- 配送予定日と希望するカラーの在庫
ポイント還元がある場合も、支払額と獲得予定ポイントは分けて見ると比較しやすくなります。
まずは希望する色・扉の開き方をそろえ、配送と設置を含む総額を確認するのがおすすめです。 条件をそろえても型落ちが大幅に安ければ、MR-CX37Mは費用を抑えやすい選択肢になります。
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MR-CX37NとMR-CX37Mに共通する機能と特徴
MR-CX37NとMR-CX37Mは、肉や魚の保存、冷凍、製氷などに関わる多くの機能が共通しています。型落ちを選んでも使える機能を確認しておきましょう。
氷点下ストッカーD A.I.で肉や魚を保存できる
両モデルとも、フレッシュゾーンの下段に「氷点下ストッカーD A.I.」を搭載しています。
チルド室や冷蔵室より低温の約−3〜0℃で、肉や魚を生のまま保存できる機能です。メーカーでは、食品に応じて約3〜10日間保存できると案内しています。
数日以内に調理する肉や魚を、冷凍せずに保存したいときに便利です。 また、冷凍した食材の解凍時にドリップの流出を抑える「高品質解凍」にも対応しています。
※保存期間は食品によって異なります。運転状況によって0℃を超える場合や、食品の種類・保存量・投入時の状態によって凍る場合があります。
ワイドチルドで加工食品や乳製品を整理しやすい
フレッシュゾーンの上段には、両モデルとも「ワイドチルド」を備えています。
ハムやチーズなどの加工食品・乳製品、手作りのおかずや使いかけの食品をまとめて保存できます。
下段の氷点下ストッカーD A.I.と使い分ければ、肉・魚と、それ以外のチルド保存したい食品を分けて整理しやすくなります。
自動製氷とお手入れ機能を搭載
どちらも、冷蔵室内の給水タンクから製氷皿へ直接給水する「ダイレクト給水式自動製氷」を搭載しています。
給水タンクに水を入れておけば自動で氷を作れるため、飲み物に氷を使う機会が多い方にも便利です。
お手入れに関わる次の機能も共通しています。
- 給水タンク・ポンプ・パイプを外して洗える
- ボタン操作で製氷皿をすすぎ洗いする「製氷皿おそうじモード」
自動製氷の便利さに加えて、水が通る部品を洗える点も確認しておきたいポイントです。
急速冷凍とプレクール運転に対応
冷凍室には、食品を素早く冷凍する「急速冷凍」を搭載しています。素早く冷凍することで、食品の細胞破壊を抑えて保存する機能です。
また、霜取り運転の前に庫内を冷やしておく「プレクール運転」も共通しています。霜取りに伴う庫内の温度上昇を抑えます。
新型・型落ちのどちらを選んでも、これらの冷凍機能を利用できます。
全段ガラスシェルフとワン・ツー棚で収納しやすい
冷蔵室の棚は、両モデルとも全段ガラスシェルフです。汚れを拭き取りやすく、棚を取り外して洗うこともできます。
さらに、棚の手前半分を奥に収納できる「ワン・ツー棚」を搭載。背の高い食品を入れたいときに、収納スペースを調整できます。
ドアポケットには2Lペットボトルを4本収納でき、飲み物の置き場所も確保されています。
容量365L・幅60cmで、野菜室は真ん中
容量はどちらも365L、本体寸法も幅600×奥行656×高さ1,820mmで共通です。新型への変更で容量が増えたり、本体が小さくなったりしているわけではありません。
野菜室が真ん中にある配置や、扉のさまざまな位置をつかんで開けられる「フリーアクセスデザイン」も共通しています。
容量や収納機能を重視するなら、型落ちMR-CX37Mも十分に比較候補になります。 新型の野菜室とカラーに魅力を感じるかを考えながら、購入時の価格差で選びましょう。
MR-CX37NとMR-CX37Mはそれぞれどんな人におすすめ?
ここまでの違いを踏まえると、選ぶポイントは「野菜室の機能」「好みのカラー」「購入時の価格差」です。それぞれに向いている人を整理します。
新型MR-CX37Nがおすすめの人
MR-CX37Nは、次のような方におすすめです。
- 野菜をまとめ買いして、数日かけて使うことが多い人
- 野菜室の乾燥を抑える機能を重視する人
- マットサンドブラックの冷蔵庫を選びたい人
- 価格差に納得したうえで、新型の機能やカラーを選びたい人
新型を選ぶ理由として大きいのは、「うるおいキープ野菜室」と本体カラーです。
野菜を使う料理が多く、保存中の乾燥が気になる方には、間接冷却によって乾燥を抑える野菜室が魅力になるでしょう。また、黒系の家電でキッチンをそろえたい方には、マットサンドブラックが候補になります。
ただし、省エネ性能の差は小さいため、電気代の節約だけを目的に高い差額を払う必要性は低いと考えられます。
型落ちMR-CX37Mがおすすめの人
MR-CX37Mは、次のような方におすすめです。
- 冷蔵庫の購入費用を抑えたい人
- 氷点下ストッカーD A.I.や自動製氷など、共通の機能で十分な人
- 野菜を少量ずつ購入し、早めに使い切ることが多い人
- マットアンバーグレーやマットリネンホワイトが好みの人
新型との価格差が大きい場合、費用と機能のバランスを取りやすいのはMR-CX37Mです。
型落ちにも氷点下ストッカーD A.I.、ワイドチルド、自動製氷、急速冷凍が搭載されています。容量と本体寸法も同じなので、購入費用を抑えるために収納容量を妥協する必要はありません。
希望するカラーや扉の開き方、配送日を選べるか確認したうえで、購入候補にするとよいでしょう。
迷ったら、条件をそろえた価格差で決めよう
どちらにするか迷う場合は、配送・設置・保証などの条件をそろえて比較しましょう。
| 重視すること | おすすめのモデル |
|---|---|
| 野菜室の乾燥を抑える機能 | MR-CX37N |
| マットサンドブラックの外観 | MR-CX37N |
| マットアンバーグレーの外観 | MR-CX37M |
| 購入費用を抑えること | 総額が安い場合のMR-CX37M |
| 容量・本体サイズ・共通機能 | どちらも候補 |
野菜室や色への強いこだわりがなく、型落ちが大幅に安ければMR-CX37Mがおすすめです。一方、価格差が小さく、新型の野菜室や色を気に入ったならMR-CX37Nを選ぶとよいでしょう。
MR-CX37NとMR-CX37Mについてよくある質問
MR-CX37NとMR-CX37Mのサイズは同じですか?
はい。本体寸法は、どちらも幅600×奥行656×高さ1,820mmで、容量も365Lです。
ただし、本体が収まるだけでは設置できるとは限りません。放熱スペースや扉の開閉スペースに加えて、玄関・廊下・階段などの搬入経路も確認しましょう。
必要な据付スペースは、各モデルの公式仕様ページや取扱説明書で確認してください。
左開きタイプはありますか?
両モデルとも左開きタイプが用意されています。
商品を探す際は、右開き・左開きの表記と型番を確認しましょう。色が同じでも、扉の開く方向が異なる商品を選ばないよう注意が必要です。
設置場所の壁の位置と、普段どちら側から食品を出し入れするかを考えると選びやすくなります。
型落ちMR-CX37Mでも自動製氷は使えますか?
はい。MR-CX37Mにも自動製氷機能が搭載されています。
給水タンクから製氷皿へ直接給水する方式で、給水タンク・ポンプ・パイプを外して洗える点も新型と共通です。
自動製氷を使いたいという理由だけで、新型を選ぶ必要はありません。
「氷点下ストッカーD A.I.」は新型だけの機能ですか?
いいえ。MR-CX37N・MR-CX37Mの両方に搭載されています。
肉や魚を氷点下で保存する機能に加えて、解凍時のドリップ流出を抑える高品質解凍にも対応しています。
今回の新旧比較では、氷点下ストッカーD A.I.の有無を違いとして扱わないようにしましょう。
口コミ・レビューはどこを確認すればよいですか?
価格.comや、楽天市場・Amazonなどの購入者レビューが確認先になります。
読む際は、評価の点数だけでなく、次の内容に注目すると参考になります。
- 棚やドアポケットに普段使う食品が収まるか
- 運転音をどのような設置環境で評価しているか
- 本体カラーの印象
- 配送や設置への評価と、製品自体への評価の違い
販売ページによっては、別の容量や型番のレビューが一緒に表示される場合もあるため、対象モデルを確認してください。
また、型落ちの口コミは共通機能を検討する参考になりますが、新型の「うるおいキープ野菜室」や新しいカラーの評価として、そのまま当てはめることはできません。
まとめ|MR-CX37NとMR-CX37Mは野菜室・カラー・価格差で選ぼう
MR-CX37NとMR-CX37Mの主な違いは、次の3つです。
- 新型MR-CX37Nには「うるおいキープ野菜室」を搭載
- 年間消費電力量は、新型が332kWh、型落ちが335kWh
- 本体カラーは、新型がブラック・ホワイト系、型落ちがグレー・ホワイト系
一方、容量365L・幅60cmの本体サイズや、氷点下ストッカーD A.I.、ワイドチルド、自動製氷、急速冷凍は共通しています。
野菜室の乾燥を抑える機能やマットサンドブラックに魅力を感じるなら、新型MR-CX37Nがおすすめです。
共通の機能で十分と感じ、購入費用を抑えたいなら、型落ちMR-CX37Mが有力な候補になります。
省エネ性能による電気代の差は、31円/kWhで試算すると年間約93円です。電気代だけで判断せず、野菜室や好みの色に、購入時の差額を払う価値を感じるかで選びましょう。
最後に、希望するカラー・扉の開く方向・配送日を確認し、設置料金や保証を含めた総額を比較してみてください。
