三菱電機の冷蔵庫「MR-N40N」と「MR-N40M」。型番や見た目がよく似ているため、「どこが変わったの?」「型落ちでも十分なのでは?」と迷いますよね。
両モデルは、幅60cm・容量403Lの冷蔵庫です。サイズやカラー、氷点下ストッカーA.I.などの基本機能は共通していますが、新型MR-N40Nでは「うるおいキープ野菜室」が搭載され、年間消費電力量も少なくなっています。
選ぶ際のポイントは、野菜の乾燥を抑える機能をどれだけ重視するかと、購入時の価格差です。電気代の差は小さいため、新型という理由だけで決めず、普段の食材の買い方や予算に合わせて比較しましょう。
この記事では、MR-N40NとMR-N40Mの違いと共通点を整理し、それぞれどんな人におすすめなのかをわかりやすく解説します。
MR-N40NとMR-N40Mの違いを比較
MR-N40NとMR-N40Mの主な機能・仕様の違いは、**「うるおいキープ野菜室」と「省エネ性能」**です。
まずは、違いと共通点を比較表で確認しましょう。
| 比較項目 | MR-N40N(新型) | MR-N40M(型落ち) |
|---|---|---|
| うるおいキープ野菜室 | 搭載 | 公式仕様表に記載なし |
| 年間消費電力量 | 321kWh/年 | 325kWh/年 |
| 省エネ基準達成率(2021年度目標) | 76% | 75% |
| 定格内容積 | 403L | 403L |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 600×699×1,820mm | 600×699×1,820mm |
| 氷点下ストッカーA.I. | 搭載 | 搭載 |
| ワイドチルド | 搭載 | 搭載 |
| カラー | ダークブラウン・ホワイト | ダークブラウン・ホワイト |
違い① 新型は「うるおいキープ野菜室」を搭載
新型MR-N40Nは、野菜の乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」を搭載しています。
野菜に冷気を直接吹き付けない間接冷却によって、鮮度を長持ちさせる仕組みです。野菜をまとめ買いする家庭や、購入してから使い切るまでに日数がかかる家庭では、注目したい機能ですね。
一方、MR-N40Mの公式仕様表には「うるおいキープ野菜室」の記載がありません。野菜や果物などの小物を収納できる「野菜小物ケース」は、両モデルに搭載されています。
野菜の保存機能を重視するなら、MR-N40Nを選ぶ理由になります。 ただし、保存できる期間は野菜の種類や状態、使用条件によって異なります。
違い② 新型は年間消費電力量が少ない
年間消費電力量は、MR-N40Nが321kWh、MR-N40Mが325kWhです。新型のほうが年間4kWh少なくなっています。
電力単価を仮に31円/kWhとして計算すると、電気代の目安は次のとおりです。
| 比較項目 | MR-N40N | MR-N40M |
|---|---|---|
| 年間消費電力量 | 321kWh | 325kWh |
| 年間電気代の目安 | 9,951円 | 10,075円 |
| 1年間の差額 | 約124円安い | ― |
※年間消費電力量から算出した概算です。実際の電気代は、契約料金や設置環境、使い方によって変わります。
新型のほうが省エネですが、電気代の差は年間約124円、同じ条件で10年間使っても約1,240円です。
そのため、本体価格に大きな差がある場合、節電だけで差額を取り戻すのは難しいでしょう。価格差に見合うと感じるかどうかは、「うるおいキープ野菜室」をどれだけ活用するかも含めて考えるのがおすすめです。
購入価格は配送・設置費用まで含めて比較しよう
両モデルともオープン価格のため、販売価格はショップや購入時期によって異なります。
型落ちのMR-N40Mが安く購入できる場合は、価格重視の方にとって有力な候補です。ただし、型落ちだから必ず安いとは限らないため、購入時点の価格を確認しましょう。
冷蔵庫は本体価格だけでなく、配送・設置費用、古い冷蔵庫のリサイクル・収集運搬料金、保証内容まで含めて比較すると、実際の負担がわかりやすくなります。
野菜の保存機能を重視するならMR-N40N、共通の基本機能で十分なら価格を確認してMR-N40Mも検討する、という選び方ができます。
MR-N40NとMR-N40Mの共通機能
MR-N40NとMR-N40Mは、容量や本体サイズに加え、肉・魚の保存や日常の使いやすさに関わる機能も多くが共通しています。
型落ちのMR-N40Mを選んでも使える機能を確認しておきましょう。
幅60cmで容量403Lのスリムな本体
両モデルとも、本体サイズは幅600×奥行699×高さ1,820mm、容量は403Lです。
設置幅を抑えながら、食材を収納できる容量を確保しています。新型に替えることで容量が増えたり、本体が小さくなったりするわけではありません。
ただし、本体幅60cmの冷蔵庫でも、幅60cmちょうどの場所に設置できるとは限りません。 放熱スペースや扉の開閉に必要な余裕、搬入経路も確認しましょう。
肉や魚の保存に便利な「氷点下ストッカーA.I.」
両モデルとも、フレッシュゾーンの下段に「氷点下ストッカーA.I.」を搭載しています。
約−3〜0℃の低温で、肉や魚を凍らせずに保存する機能です。近いうちに調理する食材を入れておけば、冷凍保存したときのような解凍の手間を減らせます。
たとえば、まとめ買いした肉や魚を数日間で使い分けたいときに便利です。この機能は型落ちのMR-N40Mにも搭載されているため、新型だけのメリットではありません。
※運転状況によって0℃を超える場合があります。また、食品の種類や保存量、投入時の状態によっては凍る場合があります。食品の消費期限や状態を確認して使用してください。
加工食品や乳製品を整理しやすい「ワイドチルド」
フレッシュゾーンの上段には、両モデルとも「ワイドチルド」を備えています。
ハムやチーズなどの加工食品・乳製品、使いかけの食品などをまとめて収納できます。
下段の氷点下ストッカーA.I.と使い分けられるため、肉・魚と、それ以外の食品を整理して保存したい方に便利です。
真ん中の野菜室と野菜小物ケース
野菜室が真ん中にある配置も共通しています。野菜を出し入れする際に、深くかがむ動作を減らせるのがメリットです。
また、トマトや果物などの小物を収納する「野菜小物ケース」も両モデルに搭載されています。
野菜室の位置や小物の整理機能は共通で、乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」が新型の違いと整理するとわかりやすいでしょう。
自動製氷とお手入れ機能
どちらも「ダイレクト給水式自動製氷」を搭載しており、冷蔵室内の給水タンクから製氷皿へ給水して、自動で氷を作ります。
お手入れに関する機能も共通です。
- ボタン操作で製氷皿をすすぐ「製氷皿おそうじモード」
- 取り外して洗える給水タンク・ポンプ・パイプ
日常的に氷を使う家庭でも、製氷機能の違いで新型と型落ちを選び分ける必要はありません。
食品に合わせて使える棚とドアポケット
冷蔵室の収納機能も、両モデルで共通しています。
| 共通機能 | 使い方・メリット |
|---|---|
| 全段ガラスシェルフ | 汚れを拭き取りやすく、お手入れしやすい |
| ワン・ツー棚 | 棚の手前半分を奥に収納し、背の高い食品を置ける |
| ヨコ取りポケット | 扉を全開にしなくても、横から奥の飲み物を取り出せる |
| フリーケース | 小さな食品をまとめて収納でき、タマゴトレイも付属 |
| 庫内LED照明 | 庫内を明るく照らす |
※ワン・ツー棚はスライド式ではありません。
このように、収納や製氷、肉・魚の保存といった基本的な使い勝手には、多くの共通点があります。新型の野菜室に魅力を感じるかどうかと、購入時の価格差を中心に選びましょう。
MR-N40NとMR-N40Mはどっちがおすすめ?
MR-N40NとMR-N40Mで迷ったら、野菜の保存機能を重視するか、購入費用を抑えたいかを軸に選びましょう。
容量やサイズ、氷点下ストッカーA.I.などは共通しているため、普段の買い物や調理のスタイルに合わせて考えると選びやすくなります。
MR-N40Nがおすすめの人
新型MR-N40Nは、次のような方におすすめです。
- 野菜をまとめ買いすることが多い人
- 野菜を使い切るまで数日かかる人
- 野菜の乾燥を抑える機能を重視したい人
- 型落ちとの価格差が小さければ、新型を選びたい人
新型を選ぶ主な理由は、「うるおいキープ野菜室」を使えることです。
週末に野菜をまとめて買い、平日の料理に少しずつ使う家庭なら、注目したい機能でしょう。野菜室の乾燥を抑える仕組みに魅力を感じる方は、型落ちとの価格差を確認して検討してみてください。
一方、省エネ性能の差は小さいため、「電気代が安くなるから」という理由だけで、大きな価格差を受け入れる必要はありません。
野菜の保存機能に納得して差額を払えるなら、MR-N40Nがおすすめです。
MR-N40Mがおすすめの人
型落ちMR-N40Mは、次のような方におすすめです。
- 冷蔵庫の購入費用をできるだけ抑えたい人
- 野菜は必要な分だけ買い、早めに使い切る人
- 容量や肉・魚の保存機能を重視する人
- 新型より安く、希望する色や納期で購入できる人
MR-N40Mにも、403Lの容量、氷点下ストッカーA.I.、ワイドチルド、自動製氷などが備わっています。
そのため、新型の野菜室機能を必須としなければ、型落ちも十分に検討できる選択肢です。
たとえば、本体価格に1万円の差があった場合、年間約124円という電気代の差だけでは、10年間使っても埋まりません。購入費用を重視するなら、型落ちの価格を確認する価値があります。
ただし、在庫や販売店によっては型落ちのほうが高い場合もあります。安さだけでなく、配送・設置条件や保証内容も確認しましょう。
迷ったら「総額の差」と「野菜室を使う頻度」で判断
最終的には、次のように整理すると選びやすくなります。
| 購入時の状況・使い方 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 価格差が小さく、野菜をよく保存する | MR-N40Nを優先して検討 |
| 型落ちが十分に安く、共通機能で満足できる | MR-N40Mを優先して検討 |
| 配送費や保証条件が異なる | 条件をそろえて総額で比較 |
| 急いで買い替える必要がある | 在庫と配送・設置日を確認 |
「新型だから」「型落ちだから」と決めるよりも、自分が使う機能に対して、価格が見合っているかで選ぶことが大切です。
MR-N40NとMR-N40Mを購入する前に確認したいポイント
購入するモデルが決まったら、設置場所や搬入経路、配送条件も確認しましょう。冷蔵庫は、容量や価格だけで選ぶと「置けない」「扉を開けにくい」といった問題が起きることがあります。
本体サイズと設置に必要なスペースを確認する
MR-N40NとMR-N40Mの本体サイズは、どちらも幅600×奥行699×高さ1,820mmです。
ただし、この寸法は本体の大きさであり、設置に必要なスペースとは異なります。周囲の放熱スペースも含め、メーカーの据付寸法図で確認してください。
特に注意したいのが、奥行です。キッチンの収納や壁面から冷蔵庫がどのくらい出るかによって、通路の広さや使いやすさが変わります。
幅だけでなく、奥行・高さ・周囲の余裕まで測っておきましょう。
扉の開く方向と、開いたときの使いやすさを確認する
設置場所に収まっても、壁や食器棚が近いと、扉を十分に開けられない場合があります。
購入前には、次の点を確認しておくと安心です。
- 商品ページに記載されている扉の開く方向
- 扉を開いたときに壁や家具へ当たらないか
- 食品や棚、ケースを出し入れできるか
- 野菜室や冷凍室の引き出しを開ける余裕があるか
両モデルの「フリーアクセスデザイン」は、扉のさまざまな位置をつかんで開けられる形状を指します。左右どちらからでも開けられるという意味ではないため、混同しないようにしましょう。
玄関からキッチンまでの搬入経路を確認する
設置場所だけでなく、そこまで運び込めるかも大切です。
玄関や廊下の幅、曲がり角、室内ドアの開口部を確認しましょう。階段やエレベーターを使う場合は、その寸法も必要です。
搬入に必要な余裕は、運び方や建物の状況によって変わります。通路幅が本体幅より少し広いだけの場合や、狭い曲がり角がある場合は、購入前に販売店へ相談してください。
搬入できるか不安な場合は、下見サービスの有無を確認してから注文すると安心です。
配送・設置・リサイクル料金を含めて比較する
販売店を選ぶときは、本体価格だけでなく、購入から設置までにかかる総額を確認しましょう。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| 配送料 | 配送先が無料対象か、追加料金があるか |
| 設置料 | 所定の場所への設置まで含まれるか |
| 特殊搬入費 | 階段作業や吊り上げなどに追加費用がかかるか |
| 古い冷蔵庫の回収 | 回収に対応しているか、必要な料金はいくらか |
| 保証 | 保証期間、対象となる故障、出張費などの条件 |
| 配送日 | 希望日までに配送・設置できるか |
「本体価格は安いけれど、設置や回収の費用を加えると高くなる」という場合もあります。新型と型落ちを比較する際も、条件をそろえることが大切です。
型落ちは商品の状態と在庫を確認する
MR-N40Mを選ぶ場合は、未使用の新品なのか、展示品や中古品なのかを確認しましょう。型落ちというだけで、中古品という意味にはなりません。
展示品などは安く購入できる場合がありますが、傷の有無や付属品、保証条件を確認する必要があります。
また、希望するカラーの在庫や納期も忘れずにチェックしてください。価格・商品の状態・保証・配送日を確認してから購入すると、納得して選びやすくなります。
MR-N40NとMR-N40Mについてよくある質問
MR-N40NとMR-N40Mの違いは何ですか?
主な機能・仕様の違いは、「うるおいキープ野菜室」と省エネ性能です。
新型MR-N40Nは、間接冷却によって野菜の乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」を搭載しています。また、年間消費電力量は型落ちMR-N40Mの325kWhから321kWhに少なくなっています。
容量403L、本体サイズ、カラー、氷点下ストッカーA.I.などは共通です。
MR-N40NとMR-N40Mの電気代はどのくらい違いますか?
電力単価を仮に31円/kWhとすると、新型MR-N40Nのほうが年間約124円安い計算です。
同じ条件で10年間使っても差は約1,240円なので、電気代だけでなく、本体価格や野菜室の機能を含めて判断しましょう。
※実際の電気代は、電力料金や設置環境、使い方によって変わります。
型落ちのMR-N40Mでも氷点下ストッカーA.I.は使えますか?
はい。氷点下ストッカーA.I.は、MR-N40NとMR-N40Mの両方に搭載されています。
肉や魚を低温で保存し、調理前の解凍の手間を減らせる機能です。これを使いたいという理由だけなら、新型を選ぶ必要はありません。
※食品の種類や保存量、投入時の状態によって凍る場合があります。
403Lは何人家族に向いていますか?
人数だけでなく、自炊の頻度やまとめ買いの量で判断するのがおすすめです。
同じ人数の家庭でも、毎日買い物をする場合と、週末にまとめ買いをする場合では、必要な収納量が変わります。冷凍食品や作り置きを多く保存するなら、冷凍室の使いやすさも確認しましょう。
今の冷蔵庫の容量と、どの部屋が不足しているかを基準にすると、買い替え後をイメージしやすくなります。
ダークブラウンとホワイトで機能は変わりますか?
両モデルとも、ダークブラウン(T)とホワイト(W)が用意されており、同じモデル内で色による機能・容量の違いはありません。
ただし、販売価格や在庫、配送日は色によって異なる場合があります。希望するカラーの商品ページで確認してください。
口コミ・レビューでは何を確認すればよいですか?
星の数だけでなく、自分の使い方に関係する感想を確認しましょう。
- 冷凍食品や野菜を整理しやすいか
- 棚やドアポケットが使いやすいか
- 運転音をどのような環境で評価しているか
- 設置後の奥行や扉の開閉に不便がないか
また、商品自体の評価と、配送・設置業者への評価は分けて読むと判断しやすくなります。
MR-N40Mの口コミを参考にする場合も、MR-N40Nを実際に使った評価とは区別しましょう。 特に、新型のうるおいキープ野菜室の使い心地は、旧型の口コミでは確認できません。
型落ちのMR-N40Mは必ず安く買えますか?
必ず安いとは限りません。在庫や販売店、セールの状況によっては、新型との価格差が小さくなったり、価格が逆転したりする場合もあります。
購入するときは、両モデルの本体価格に加え、配送・設置費用、古い冷蔵庫の回収費用、保証条件まで比較しましょう。
まとめ|MR-N40NとMR-N40Mは野菜の保存機能と価格差で選ぼう
MR-N40NとMR-N40Mの主な機能・仕様の違いは、**「うるおいキープ野菜室」と「省エネ性能」**です。
新型MR-N40Nは、野菜の乾燥を抑えるうるおいキープ野菜室を搭載しています。年間消費電力量も少なくなっていますが、電力単価を31円/kWhとした場合、電気代の差は年間約124円です。
一方、容量403L、本体サイズ、氷点下ストッカーA.I.、ワイドチルド、自動製氷などは共通しています。
選び方を整理すると、次のとおりです。
| 重視すること | おすすめのモデル |
|---|---|
| 野菜をまとめ買いし、乾燥を抑えて保存したい | 新型MR-N40N |
| 共通の基本機能で十分で、購入費用を抑えたい | 安く購入できる場合のMR-N40M |
| 価格差が小さい | 野菜室の機能を備えたMR-N40Nを優先して検討 |
新型の野菜室をどれだけ活用するかと、購入時の総額の差を比べると、納得して選びやすくなります。
価格や在庫は販売店によって変わるため、希望するカラーの配送・設置条件や保証も含めて、最新の販売情報を確認してみてください。
▼うるおいキープ野菜室を重視するなら、新型MR-N40N
▼購入費用を抑えたいなら、型落ちMR-N40Mの価格をチェック

