この記事では、シャープの空気清浄機「KI-SS50」と「KI-RS50」の違いについて解説します。
結論から言うと、KI-SS50は上位モデルでより高性能な除菌・加湿機能を搭載しており、
KI-RS50はベーシックモデルでコスパ重視の選択肢です。
KI-SS50とKI-RS50の主な違いは下記の通りです。
- プラズマクラスターの性能(KI-SS50は25000、KI-RS50は7000)
- センサー性能(KI-SS50は高感度ホコリ・ニオイ・湿度センサーを搭載)
- 加湿量・適用床面積(KI-SS50の方がやや広範囲に対応)
- 静音性・省エネ性(KI-SS50が優れる)
それぞれがおすすめな方は…
- KI-SS50がおすすめなのはこんな方
→ 最新の除菌機能を求める方、リビングや寝室など広い部屋で使いたい方 - KI-RS50がおすすめなのはこんな方
→ 価格を抑えつつ基本的な空気清浄機能を求める方、一人暮らしや子供部屋に使いたい方
本文では、KI-SS50とKI-RS50の違いをさらに詳しく比較していきます。
■KI-SS50とKI-RS50の違いを比較
KI-SS50とKI-RS50を比較してみたところ、主な違いは4つありました。
- プラズマクラスターの性能(KI-SS50は25000、KI-RS50は7000)
- センサー性能とAIモードの有無
- 加湿能力と対応床面積
- 価格とデザインの違い
それぞれのポイントについて詳しく解説しますね。
■プラズマクラスター性能の違い
シャープ空気清浄機の代名詞ともいえる「プラズマクラスター」。
KI-SS50は「プラズマクラスター25000」を搭載しており、
KI-RS50の「プラズマクラスター7000」に比べて約3倍のイオン濃度を放出します。
その結果、KI-SS50は浮遊ウイルスやニオイ成分の抑制スピードが早く、
より衛生的な空間づくりが可能。特に花粉・ハウスダスト・PM2.5対策には効果的です。
一方、KI-RS50は一般的な家庭用途には十分なレベルで、
コスパを重視する方にはバランスの取れたモデルといえます。
■センサー性能とAIモードの違い
KI-SS50には、ホコリ・ニオイ・温度・湿度センサーに加えて、
人感センサーと照度センサーも搭載。
部屋の環境や人の動きを自動検知して、最適な運転モードを選択してくれます。
また、AIが学習して部屋の状態を判断する**「COCORO AIR」連携**にも対応しており、
スマホアプリで空気環境の確認も可能です。
一方、KI-RS50はAI連携なしのシンプル設計。
センサーは基本的なホコリ・ニオイ・湿度のみで、
「とにかく簡単に使いたい」方向けの構成です。
■加湿能力と対応床面積の違い
KI-SS50は加湿能力が最大550mL/h、
適用床面積は〜23畳(空気清浄)/〜14畳(加湿)と広め。
寝室からリビングまで対応可能です。
一方、KI-RS50は加湿能力最大500mL/h、
対応床面積は〜21畳/〜13畳。
一人暮らしや個室中心の使い方には十分ですが、
広めの部屋にはKI-SS50がより快適に動作します。
■価格とデザインの違い
価格面ではKI-RS50の方が約1万円前後安いことが多く、
コストパフォーマンスを重視する人には魅力的です。
デザインはどちらもホワイト基調で似ていますが、
KI-SS50は上位モデルらしく操作パネルがスタイリッシュで高級感があります。
また、静音運転時のノイズも若干抑えられており、寝室利用にも向いています。
【比較表】
| 項目 | KI-SS50 | KI-RS50 |
|---|---|---|
| プラズマクラスター | 25000 | 7000 |
| センサー | ホコリ・ニオイ・温度・湿度・人感・照度 | ホコリ・ニオイ・湿度 |
| AI・スマホ連携 | あり(COCORO AIR対応) | なし |
| 加湿能力 | 約550mL/h | 約500mL/h |
| 空気清浄適用床面積 | 約23畳 | 約21畳 |
| 加湿適用床面積 | 約14畳 | 約13畳 |
| 静音モード | 約20dB | 約22dB |
| サイズ(mm) | 幅384×奥行230×高さ619 | 幅384×奥行230×高さ619 |
| 実売価格 | 約36,000円前後 | 約25,000円前後 |
| 発売年 | 2023年モデル | 2022年モデル |
■KI-SS50の口コミ
ここでは、シャープ KI-SS50の口コミをご紹介します。
実際に使っているユーザーの声をもとに、良い点・悪い点を整理しました。
■悪い口コミ
- フィルター掃除のタイミングが頻繁に表示される
- 加湿タンクの取り外しが少し面倒
- アプリ(COCORO AIR)の設定がやや分かりづらい
- 価格がもう少し安ければ理想的
KI-SS50の悪い口コミとして多いのは、メンテナンス面と価格に関する意見です。
加湿タンクの構造がしっかりしている分、清掃に手間がかかると感じる方もいます。
ただしその分、加湿性能や除菌能力が高く、衛生的に使えるという評価も多く、
「少し手間だけど性能面で満足している」というフォローも多く見られます。
■良い口コミ
- 空気が明らかにきれいになったと感じる
- 花粉・ホコリ対策に効果を実感
- COCORO AIRアプリで室内環境を可視化できて便利
- デザインがすっきりしていてリビングに馴染む
- 静音モードが非常に静かで夜も気にならない
良い口コミでは、空気の清浄力・加湿の安定性・静音性が高く評価されています。
特に「寝室に置いても音が気にならない」「朝ののどの乾燥が減った」といった声が目立ちます。
プラズマクラスター25000の効果を実感するレビューも多く、
総じて価格に見合った満足度の高いモデルといえるでしょう。
■KI-RS50の口コミ
ここでは、シャープ KI-RS50の口コミをご紹介します。
実際のユーザーの意見をもとに、良い点と悪い点を整理しました。
■悪い口コミ
- プラズマクラスターの効果が実感しにくい
- 加湿タンクの容量がやや小さい
- ホコリセンサーの反応が鈍いと感じることがある
- フィルター掃除の目安ランプが早めに点灯する
KI-RS50の悪い口コミでは、機能面のシンプルさに関する意見が目立ちます。
上位機種と比べると、プラズマクラスターの出力が弱く、AI連携も非対応のため、
「空気の変化がわかりづらい」「自動運転の精度が今ひとつ」と感じる人もいます。
ただし、基本性能はしっかりしており、花粉・ホコリ対策には十分という声も多く、
「価格を考えれば納得できる」とのフォローも多く見られます。
■良い口コミ
- コンパクトで場所を取らない
- 音が静かで寝室でも気にならない
- コスパが良く、基本機能は十分
- 操作がシンプルで年配の方でも使いやすい
- シャープ製でフィルター交換も安心
良い口コミでは、使いやすさ・静音性・コストパフォーマンスが高く評価されています。
特に「価格の割に性能がしっかりしている」「初めての空気清浄機にちょうどいい」など、
エントリーモデルとしての満足度が高いことが分かります。
また、シャープ特有のプラズマクラスター技術による安心感から、
リピート購入するユーザーも多いようです。
■KI-SS50とKI-RS50どっちがおすすめ?
■KI-SS50がおすすめなのは下記のような方です
- 最新の除菌・脱臭性能を重視する方
- 花粉・ウイルス・ペット臭などを徹底的にケアしたい方
- リビングや寝室など、広めの空間で使いたい方
- スマホ連携やAIモードを使って便利に操作したい方
KI-SS50は、快適性と清潔さを最優先に考える方にぴったりのモデルです。
プラズマクラスター25000の高濃度イオンにより、空気中の菌やニオイをスピーディーに除去。
AI制御で自動最適化されるため、手間なく常にベストな空気環境を維持できます。
「せっかく買うなら後悔のない上位モデルを」と考える方には、こちらがおすすめです。
■KI-RS50がおすすめなのは下記のような方です
- コスパを重視し、基本機能で十分という方
- 一人暮らしや寝室、子供部屋など小〜中規模の空間で使いたい方
- 操作がシンプルなモデルを探している方
- 静音性の高い空気清浄機を求めている方
KI-RS50は、手軽に導入できるベーシックモデルとして人気があります。
プラズマクラスター7000でも十分に空気を清浄し、ニオイや花粉の除去にも対応。
加湿機能も備えており、冬場の乾燥対策にも最適です。
「初めて空気清浄機を購入する」「できるだけ価格を抑えたい」という方におすすめです。
■KI-SS50とKI-RS50の違いを比較|まとめ
ここまで、シャープ KI-SS50とKI-RS50の違いについて徹底比較しました。
改めて2つのモデルの主な違いをまとめると、次の通りです。
- プラズマクラスターの性能が異なる(KI-SS50:25000/KI-RS50:7000)
- AI連携・センサー精度など、スマート機能の差がある
- 加湿能力・適用床面積はKI-SS50の方が広く対応
- 価格重視ならKI-RS50、性能重視ならKI-SS50がおすすめ
どちらのモデルも、シャープならではの高い空気清浄力と信頼性を備えています。
より快適で清潔な空気環境を求めるならKI-SS50、
コスパ重視でシンプルに使いたいならKI-RS50が最適です。
あなたの生活スタイルや設置場所に合わせて選べば、
どちらを選んでも満足度の高い空気環境を実現できるはずです。


